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子どもの歯並びが悪くなる原因とは?大阪市でも増えている“顎の成長不足”

「最近、子どもの歯並びが気になる」
「前歯がガタガタしてきた」
「昔より歯並びが悪い子が増えている気がする」

このようなお悩みを持つ保護者の方は、大阪市でも増えています。

実は近年の小児矯正では、「歯並び」だけではなく、“顎の成長”や“呼吸”、“舌の使い方”などが重要視されるようになってきています。

歯並びが悪くなる原因は、単純に「歯が大きいから」「遺伝だから」だけではありません。特に最近は、“顎の成長不足”によって歯が並ぶスペースが足りなくなるケースが増えていると考えられています。

今回は、子どもの歯並びが悪くなる原因について、大阪市で小児矯正をご検討中の保護者の方向けに、わかりやすく解説いたします。

 

子どもの歯並びが悪くなる主な原因とは?

遺伝だけが原因ではありません

「親も歯並びが悪かったから」
「家系的に仕方ない」

そのように考えられる方も多いですが、実際には生活習慣や成長環境も大きく関係しています。

もちろん骨格的な遺伝要素はありますが、それだけで歯並びが決まるわけではありません。

特に近年は、

・柔らかい食事

・口呼吸

・スマホ姿勢

・舌の位置異常

・噛む回数の減少

など、現代特有の生活習慣が、子どもの顎の成長に影響を与えていると考えられています。

 

“歯が大きい”のではなく、“顎が小さい”ケースが増えています

昔は「歯が大きいからガタガタになる」と考えられることもありました。

しかし現在は、それよりも「顎が十分に成長していないため、歯が並ぶスペースが不足している」というケースが増えています。

つまり、

「歯が悪い」のではなく、
「顎が小さい」

という状態です。

これは、小児矯正を考える上で非常に重要なポイントです。

 

なぜ顎が小さくなるのでしょうか?

柔らかい食事が増えている

現代の食生活では、昔と比べて柔らかい食べ物が増えています。

その結果、子どもが「しっかり噛む機会」が減少しています。

顎の骨は、筋肉を使いながら成長していくため、噛む刺激が少ないと、十分に発達しにくくなる場合があります。

 

口呼吸の影響

最近は「お口ぽかん」という言葉を耳にする機会も増えました。

本来、人間は鼻呼吸が基本ですが、口呼吸が習慣化すると、

・舌の位置が下がる

・上顎の成長に影響する

・前歯が出やすくなる

・顎の成長バランスが崩れる

など、歯並びにも影響を与える可能性があります。

厚生労働省が公表した「令和6年歯科疾患実態調査」でも、国として歯科口腔保健を重要な健康課題として継続的に調査・分析しており、歯や口の健康が全身の健康や生活の質(QOL)に関係することが重視されています。

参考:

 

舌の位置や飲み込み方も関係しています

歯並びは、「歯」だけで決まるものではありません。

実は、

・舌

・唇

・頬

・飲み込み方

など、お口まわりの筋肉バランスも大きく関係しています。

例えば、舌が常に低い位置にあると、上顎が横方向に成長しにくくなることがあります。

また、飲み込む時に舌で前歯を押す癖があると、出っ歯や開咬(前歯が閉じない状態)につながる場合もあります。

 

スマホ姿勢・猫背との関係

近年増えているのが、「姿勢」と歯並びの関係です。

スマホやタブレットを見る時間が長くなると、猫背姿勢になりやすくなります。

すると、

・首が前に出る

・下顎の位置が変化する

・呼吸が浅くなる

・口呼吸になりやすい

など、間接的に顎の成長へ影響する可能性があります。

歯並びは、単に“歯だけ”の問題ではなく、身体全体とも関係しているのです。

 

こんな症状がある場合は注意が必要です

以下のような様子がある場合は、一度小児矯正相談を検討されても良いかもしれません。

・前歯がガタガタしている

・出っ歯が気になる

・口が常に開いている

・いびきをかく

・食べる時にクチャクチャ音がする

・よく噛まずに飲み込む

・発音が気になる

・横顔の口元が出ている

ただし、すぐに矯正治療が必要とは限りません。

成長途中だからこそ、「今どのような状態なのか」を確認することが大切です。

 

小児矯正は“歯を並べるだけ”ではありません

小児矯正には、大人の矯正とは異なる特徴があります。

それは、「成長を利用できる」という点です。

子どもの時期は、顎の骨がまだ成長途中です。

そのため、歯を無理に並べるだけではなく、顎の成長をサポートしながら、歯が並ぶスペースを整えていくという考え方が可能になります。

結果として、

・将来的な抜歯リスクの軽減

・自然な歯並び

・噛み合わせ改善

につながるケースもあります。

 

ネオキャップシステムという選択肢

当院では、小児矯正の選択肢の一つとして、  NeO-Cap.System®(ネオキャップシステム)を採用しています。

ネオキャップシステムは、主に成長期のお子様を対象とした矯正方法で、顎の成長を活かしながら歯並びや噛み合わせを整えていく考え方が特徴です。

比較的取り外しが可能な装置であり、主に夜間を中心に使用するケースも多いため、

・学校生活への影響

・見た目

・痛みへの不安

などを気にされる保護者の方から相談をいただくことがあります。

もちろん、すべてのお子様に適応できるわけではありません。

歯並びの状態や骨格、成長段階によって適した方法は異なるため、まずは現在の状態を確認することが重要です。

 

大阪市で小児矯正をご検討中の保護者の方へ

「様子を見ていて大丈夫なのか」
「今相談するべきなのか」

小児矯正は、始めるタイミングも非常に重要です。

一方で、必ずしも“すぐ治療開始”になるわけではありません。

実際には、

・経過観察

・呼吸や舌癖の確認

・成長予測

・顎の大きさ確認

などを行いながら、適切な時期を判断していきます。

当院では、できる限りわかりやすくご説明し、保護者の方と相談しながら治療方針をご提案しています。

 

まとめ

子どもの歯並びは、

・顎の成長

・呼吸

・舌の位置

・姿勢

・食習慣

など、様々な要因が関係しています。

特に近年は、“顎の成長不足”による歯並びの問題が増えていると考えられています。

子どもの時期だからこそできるアプローチもあるため、「気になるな」と思った段階で、一度相談してみることをおすすめします。

はた歯科では、お子様一人ひとりの成長段階やお口の状態に合わせ、小児矯正をご提案しております。

「歯並びだけではなく、顎の成長も含めて相談したい」
「ネオキャップシステムについて詳しく知りたい」

という方は、ぜひ下記ページもご覧ください。

はた歯科のNeO-Cap.System®(ネオキャップシステム)についてはこちら

 

監修者プロフィール

院長 秦 敏久(はた・としひさ)

平成2年大阪大学歯学部卒業。平成9年にはた歯科を開院。

「患者様第一」をモットーに、丁寧でわかりやすいカウンセリングと、患者様の希望を重視した矯正治療を提供しています。

成人矯正・小児矯正・非抜歯矯正・部分矯正・目立たない矯正など幅広い矯正治療に対応し、「NeO-Cap.System®(ネオキャップシステム)」を含む様々な矯正装置を活用しています。

また、「非抜歯矯正」に力を入れており、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた治療提案を大切にしています。

略歴

・平成2年 大阪大学歯学部卒業

・平成9年 はた歯科開院

所属学会等

・国際外傷歯学会会員

・日本自家歯牙移植・外傷歯学研究会会員

・国際機能矯正臨床研究会(IFOCS)会員

・NeO-Cap.System®矯正臨床勉強会会員

はた歯科